【貼り付けタイプのリアルな人工乳房】
貼り付けタイプの人工乳房という製品があります。人工の指とか耳などを作る技術から派生してきたものでとてもリアルな製品です。
日本には人工乳房の主なメーカーが3社ほどあります。当店chouchouは、「ナチュラルブレスト株式会社」の岡山県の正規販売店になっています。
ナチュラルブレストは3Dプリンターを使って人工乳房の型を作るという先進的な技術を日本で初めて確立した企業です。
従来製法のように石膏でお客様の乳房の形をとって粘土で形合わせをする方法と違い一発で仕上げるので、手間が少なく製品の価格もとてもお安くなっています。
またナチュラルブレストでは人工乳房自体を体に当てるだけでしっかりくっつくゲルフィットという特許を取得しています。

【術後の選択肢を知る】
術前に人工乳房のことを知らなかった、知っていればリスクのある再建手術を選択しなかった。温存手術を選ばなかった。というお声を良く聞きます。
術後はいくつかの選択肢があるので知識を正確に得て自分に適した方法を選ぶことをお勧めします。

【ナチュラルブレストの人工乳房を購入された患者様の声】

1、人工乳房を買ってから、人生に前向きになれた。おしゃれやスポーツを楽しめるようになり外出が増えた。友人や家族と温泉に行けるようになった。などの声が多いです。
2、乳房再建手術を受けた患者様から、再建手術で再建した側の胸が、健康な胸と比べて、大きさが小さいまたは、大きい。これを何とかしたいので人工乳房を上から装着してバランスを取りたいという患者様も目立ちます。
3、再建した胸がつんと上向きなので、下がっている健康な胸も手術で上げると先生に言われたけど、もう手術はしたくないので、再建側の胸に下垂した形の人工乳房をつけたい。

【人工乳房の装着のメリットとデメリット】
<メリット>
1、乳房を失った人が、女性としての希望や自信となる。心のケアになる。
2、温泉やシャワー室など、他の人の目を気にせずにいられる。
(人工乳房の辺縁部分は、そっと隠せば大丈夫と思う人がほとんど。片方がないとか傷が目立つために、楽しみを自分で制限していた生活から、堂々とできるようになる。)
3、日常の中で、パットよりリアルに美しい胸元のラインが出せるため、襟の詰まった暑苦しい服装を着なくて良くなる。おしゃれをして人生を楽しめるようになる。
4、健康な人と同じ服装が楽しめるようなるため、ダンスの発表会などの胸元の大きくあいたユニフォームもためらいなく着れる。
5、パットでは重みを感じて不快であったが、人工乳房は体にくっつけているため重みを感じにくく、体の平均が取れるせいか、次第に首や肩腰が楽になった。
6、ブラジャーは乳がん患者専用の下着を使わなくても、一般用の安価な下着やおしゃれなブラも好きなものが使えるようになる。
7、スポーツ(ゴルフ・テニス・ダンスなど)や体を動かす仕事(看護師・介護士・保育園教諭など)にも、パットのようにずれないため、快適である。
8、再建手術を受けられない患者さんの救いになる。
9、今から手術をうける人の、術後の心配を少しでも軽くできる。術前に知ることで、全摘手術を受ける覚悟ができるとか、安心できるなど。
10、再建手術後、再建側の乳房の大きさや形に満足できない場合も、人工乳房を被せることで、バランスのいい形にもっていくことができる場合がある。
11、張り付けるだけの手軽さで、再建手術と同様な美しさを痛みやリスクを伴わなくて、手に入れることができる。
12、自宅では取り外しておくなど状況に応じて使うことができる。
13、ある程度の大きさまでは胸に装着する位置の高さを変えることでブラジャーの中に入れた際と温泉に入る際の形を健常側と合わすことができる。

<デメリット>
張り付けるものなので、数年経過すると汚くなったりするので買い替えが必要になる(乳房再建手術も10年後にシリコーンパッドの入れ替えが必要)
普段使いは簡単だが温泉に入る際には装着剤が必要となる。
普段使いは特許取得の粘着剤ゲルフィットの威力で簡単に着脱できるが次第に粘着力は落ちるのでゲルフィットの張替えが必要となる。